「ラ・ラ・ランド」を観に映画館に連れていってもらった
とてもよい映画だった。
(できるだけまっさらな状態で観たい人は、読まないほうがいいかもしれません。)
▼ 予告編
夢追い人たち(dreamers)の物語だ。
途中、「どうして夢を追うのか?」に対して、「愛されたいから」という答えが発せられる場面がある*1。
それなのに、この映画はラストで、それとは違った答えをみせてくれる。どうして夢を追うのか?それは、夢を自分で創れるようになりたいから*2。
愛されたくて夢を追う人は多いだろうけど、夢を創れるようになりたくて夢を追う人はきっと少ない。前者のような人は、ピアニストのセバスチャンが一度その誘惑に駆られたように、道半ばで夢を変えてしまうかもしれない。自分を正当化する歌手のキースは、おそらく自分が夢を変えたことにも気づいていない。
そのような人もまた多いだろう。だとしたら、どうしてこの種の映画がたくさんの人を惹きつけるのだろうか?夢をみたいから、という答えだときれいすぎるかな。
ボーロ