哲学の中庭

…と、真理の犬たち

端的な無限からの限定の話

今日の永井ゼミでの時間論は熱かった。

 

発表者のTさんはとにかく素晴らしかった。

先生との対話が溢れ出た。

 

ヒューミアンのNさんは、

未来の不思議さにこだわっていた。

 

ゼミのあと、

与えられた無限定からの限定の話をした。

それと、端的な無限からの限定の話をした。

前者は近代以降の、凡庸な話。

 

近代以降でもヒュームは実は、

後者の話を問題にしていたのだ。

 

つまりヒュームにとって、

未来は端的な無限だ。

端的な無限がやってきて、

なぜか現在でこうなる。

それはどうしてだ?

 

同じ近代以降では、

サルトルも逆向きでヒュームと同じだ。

未来は端的な無限だ。

端的な無限へやっていくと、

なぜか現在でこうなる。

それはどうしてだ?

 

 

 ボーロ