哲学の中庭

…と、真理の犬たち

「足」という2つの肉塊あるいは出入口

足首より下、

つまり足の甲・足の裏・足の指には、

筋肉や腱が細かくはりめぐらされている。

 

33の関節があり、

100以上もの筋肉・腱・靱帯があるのだそうだ。

 

 ▼ 参照

  The forgotten muscles in your feet

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(骨の数はなんと体中の約4分の1を占めるのだそう。)*1

 

ところが、足首から下というのは、

靴の中に閉じ込められていることが多い。

 

靴を履いていないときでも、

意識されることは少なく、

石のように放っておかれている。

 

これが非常によくない。

とくにストレスがあるときには、

足の中の筋肉でさえも緊張している。

たとえ意識されなくても、

足の中の筋肉は、次第にこわばってくる。

 

靴を履かないで座っているとき、

寝ているときに、

これらの筋肉を動かしてみる。

筋肉がたくさんあるので、

さまざまに動かせることに気づく。

 

足の指を曲げたり反らしたり、

つま先を開いて、

そのまま土踏まずを反ったり、

外側のほうをいろんな方向に曲げたり。

曲げるときや反るときには、

できるだけ力を入れるのがよい。

 

どこかの筋肉がつることもあるが、

これは非常によい。

我慢していると、痛みがやわらぎながら、

こわばりが解けていくのがわかる。

足が温かくなってくる。

 

そうこうしていると、

背中や肩の筋肉もほぐれていくのがわかる。

ときどき思いがけない場所に心地よい痙攣が起こる。

足のこわばりとゆるみは、

全身とつながっているようだ。

 

こうしたことを、

こんなふうに表現する人もいるだろう。

足からはエネルギーが出入りする。

そこがふさがっていると、

全身のエネルギーが滞ってしまう。

 

少なくとも気持ちはいいので、

よかったら試してみてください。

 

 

 ボーロ

 

*1: