オチのある夢
たまに、オチのある夢を見る。
小型ドローンが、
家の窓のところに飛んできて、
窓の向こうのレンガに着地する。
「爆弾よ!」と母が叫ぶ。
僕は窓を開けて、
できるだけドローンに近づかないようにしながら、
ドローンを長いトングでつかみ、
向こうへ投げる。
爆発する!
…
…と思ったが、
爆発は起こらず、
ドローンはまた窓のところに飛んでくる。
なぜうちが標的に?
ドローンをよく見ると、
「3M」と書いてある。
ドローンの中には爆弾ではなく、
母が注文した白いポストイットが入っていた。
夢からさめて思うのは、
オチの前に目がさめたとしたらどうなのか、
ということ。
小型ドローンが
3Mのものだということが判明する前に
目がさめたとしたら、
ドローンの中には
何が入っていたことになるだろう?
ボーロ
(おーいほかの犬たちどうした。)