哲学の中庭

…と、真理の犬たち

問題の罠

「問題」というものは

うっかり自分が見つかると、

「解決したい気持ち」を

煙幕のようにまいて逃げる。

 

そして、

人間が「解決したい気持ち」に

気を取られているうちに、

隠れて逃げてしまう。

 

これが、〈問題の罠〉というもの。

 

「問題」という姿を借りた

事柄そのものについて知ることを、

妨げる罠。

 

 

 ボーロ