哲学の中庭

…と、真理の犬たち

この紋章がおわかりになるだろうか?

 

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これはフルール・ド・リス、いわゆる「百合の紋章」。

フランス王家やフィレンツェの紋章としてよく知られる。*1

 

菖蒲の花を模しているとされるが、

さらにさかのぼれば蜜蜂の形に由来するという説もある。

 

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ところで個人的には、

インド由来のヴァジュラとの類似は

偶然ではないのでは、と疑っている。

 

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さて、ここからが本題である。

これを見ていただきたい。

 

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 一体何の紋章か、おわかりになるだろうか。

 

 

 

そう。

これこそが神聖なる、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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猫鼻の紋章である。

 

  

 

ボーロ

*1:フィレンツェの紋章には花のおしべがある。

*2:マンリー・P・ホール『新版象徴哲学大系II 秘密の博物誌』大沼忠弘・山田耕士・𠮷村正和訳、人文書院、1981年、139頁。

*3:ヴァジュラを持つ雷神インドラ